回覧板
回覧板の上についている名簿(チェック用)の名前に斜線が引かれている。
見た日を書くところが空欄のままなので、脱退かな。
班の中で残っている若い方で、次はと思われていたところなので、やはり、という感じ。
次回から名前が消えていれば確定。
ゴミ出しが普通にできて、掃除当番もなし、共同作業もなし、役員もなしとなればメリットばかりだ。???
こうやってコミュニティが崩壊して、事件や事故が始まりだすんだろうなあ。
まあ、遅かれ早かれ各家に後継ぎが帰って来なければ、高齢者から後期高齢者になり、空き家へと変貌するのは目に見えている。
今はやりのリフォームも、さすがに古民とは違って、もともとの土地が今の時代には狭い。車が3台置けるくらいでないと魅力がでない。
若い世代がローンを組むなら新築だろう。
それもマンションかな。
交通や買い物に便利な都心に近い、副都心風のところ。
次に関心があるのは、誰が抜けるかということと、誰が引っ越すかということか。
自治会を抜けるのは早ければ早いほど心が痛まない。
残りが少なくなると負担は増えて、順番も早く回り、抜けにくくなるばかり。
ええ、冷静に考えましょう。
次の班長が来るのは、1年早まったとして4年後か。
まだ、大丈夫かな??
その次は、会員が減ったとしても70歳は超えているだろうから、きついな。無理。
賃貸マンションなら管理は他人任せで気楽だろうなあ。
ということは、住人は無責任か無関心かの集まり??
壁一枚の左右や床や天井で上下の生活音が気になるだろうなあ。
エレベーターで一緒になるのも嫌だな。
やはり、こういう過疎化していく住宅団地って、私にとっては静かで不干渉な快適空間かも。
あとは、自治会幹部がいつまでイベントをするかだな。
彼らも歳はとっているから。
ああ、偉い人ほど老いを認めず頑固になるということがなければいいが。