凡人には信じられない宇宙技術

発射台の火災で打つ上げ延期とか、なんだか不安な感じだったが無事打ち上げ成功。

 

電卓の計算さえいつでも必ず打ち間違える私には、そもそも宇宙へ正確にロケットが飛び、国際ステーションにドッキングして物資を届けるということが、本当に信じられない世界と感じる。

 

特に発射時のあの炎。

よくあれで爆発しないものだと感心より、恐怖を感じる。

 

なんでも一番、ロシアに負けるなというアメリカが長く撤退したままだったようやく、月面探査で復活するようだ。(日本にもラブコール??)

 

その背景には赤い国の躍進が、もはや恐怖と化してきているから。

 

白い国も怖いが赤い国も怖い。

 

大国3つに挟まれて(地理的にも3国と国境が接しているし)、生き延びるのは相当難しい。

 

が、生き延びたのは占領国として大国の一部と化しているから。

 

優れた技術力を持ち続けることが、地位と権利と尊厳を保つ鍵だろう。

 

曲がりなりにも協力し合って存在し続けている宇宙ステーションへ物資を運ぶ重要な役割は、我々が思うより相当重要で成果を残していると思う。

 

特に人間的には、協力・理解・尊重がなければその極限の宇宙で長期の生活・研究は出来ないだろう。

 

これほどの高度なミッションが長年できているのに、地上の争いのなんと愚かなことか。

 

ただ、この宇宙開発にも、軍事開発がセットとなっているので、手放しでは喜べないのだが。

 

いやあ、ただ一つ言えるのは、精密の上の緻密を極めるこういう仕事に向く人がいるんだなあ、ということ。

 

仕事の重責を思うと、私は凡人で良かったと思う次第です。

 

プレッシャーで血を吐きそう。