自治会掃除から帰る道から見えるものは
風呂場の上の屋根の面漆喰が一か所はがれた姿。
最初、指摘されてもわからなかったが、燐家の奥さんがすかさず奥の土壁が見えるから・・・と解説。
相当前から気が付いていた模様。
当方は、車の進行方向とは違う面なのでまったく気づかない。
2階の物置状態の部屋からすぐなので、倉庫から浴室用白セメンと灰色セメンと水筒・ヘラを用意していざ補修。
出窓でセメンを混ぜて、いざ瓦へと出かけたら、洗面器に入れていたヘラを蹴飛ばしてしまった。
ああ、これなんだよなあ。
あっさり、屋根から転がり落ちればいいものが、ギリギリで止まってしまった。
出窓に左手をかけて右手を延ばすが全然届かない。
じゃ、手を離し、屋根先へ行くのは滑って怖い。
時間が経つとセメンが固まる。
どうしよう????おお、足はどうか。
屋根に出るために履いていた靴を脱ぎソックスを脱ぎ、右足を延ばす。
親指と人差し指でキャッチ成功。身長があってよかった。
水筒の水を壁土にかけ、崩れる土を固め、その上から白セメン。
滑り落ちないよう瓦にくっつけて盛り上げる。
とりあえずこれで様子見。
他はまだ大丈夫そう。
針金も切れていない。
日本家屋専門会社の建売なので、若干他社と違う。
当時は洋風ポイのが主流だった。
今となっては、丈夫さが違うように思うのだが。
それでも、あれから30年。
メンテナンスするとなると、100万では済まないよなあ。
台風被害じゃないと保険がきかないので、次の台風待ち??
補修したから万全ということもない現代。
工賃・材料安く上げて利益抜く方式など、いくらでもできる補修仕事。
瓦屋根などは、経験者が少なくなっているので、さらに怪しい業者・・・・
いっそ、移住したいもんだ。
が、そこでも災害による補修はつきものか。
少ない年金で住宅費を出すのはかなりな重圧。
そうすると、住み続けるのかなあ。
最低限の補修で。
それが問題。
年々老いるのは、人間だけでない。
家屋も老いる。
金さえあれば、高級ホテル並みの施設で優雅に暮らすという一面広告が日曜版によく載るはずです。
あるところにはある。
特殊詐欺に引っかかる前に引っ越しましょう。
家で待ってても、身内は誰も来ないのだから?????