契約更改

先行きとしては決して明るくないプロ野球界ではあるが、年棒の報道があるとまだまだ飛び抜けて恵まれているスポーツという感じか。

 

景気がいい、どんどん給料上がっていますという大企業も、さすがに億を超える人は・・少ない??役員クラスかな。

 

そんな中、さすが貧乏球団と長く言われただけはある契約更改。

一軍で中心になって働いた選手でも数千万。

観客がいっぱい入り、グッズも売れてという景気は、なかなか反映されていない。

 

というのも、キャパが4万5000人以上が巨人と阪神、3万3000人とは毎試合1万人以上差が出る。(一人平均4000円の消費としても、4000万円の差)

無い袖は振れないというが、ならばFAで移籍も当然な帰結。

 

ゆえにドラフトは生き残りの肝。

 

今年もいい感じなドラフトでした。

とくに大卒即戦力に期待寄せられている。

 

監督が先発・抑えと共に100を記録した人だけに、見極めと使い方に注目したい。

その為には2月のキャンプには、相当動ける身体で来て欲しいものだ。

 

レベルの低いセ・リーグは、公式戦始まって1カ月後にはパ・リーグと試合してボロ負けなのだから。(ここでいかに負けを減らすかが重要)

 

敵はセではない、強力なパの選手なのだ。

これに合わせて作って行かなければ、夏前に終了。

 

実力主義の代表みたいな世界だが、ドラフトの運に球団の方針の運。

主力選手のFAや引退など、自分以外の要素もある。

 

もちろん監督の方針も。

 

ドラ1が全員成功しないのも実例としてみんな知っている。

 

そういうのを経ての契約更改。

 

今年もクビがつながった、もう一年やれる、今年こそは、もっと飛躍して、とかそれぞれの思い。

 

ファンとしては、そろそろあの選手が一軍へ上がって欲しいとか、今年は復活して欲しい選手とか。

 

一方、あれはもう無理かもという選手もいるし、どこまで我慢するかの契約更改。

 

そんなこんなも含めて、球場へお客がいつまでも来るか、グッズが売れるか、TV放映は続けられるのか。

 

市場開拓や育成はどうなのか。

或いは他分野とのコラボの可能性は。

 

おじいさんばかりのオーナー会議では、未来の話は出ないのでは。

 

新規参入、黒船に期待するのもなあ、もうそろそろ自力で改革を。