大杉漣さんの遺作

久しぶりにネットの映画タイトルを眺めていたら出ていた。

 

2018年の秋公開で、その実力が評価されてのアイドル主演映画ということもあって、地元ではニュースになっていたのだが。

 

その但し書きが、突然亡くなった俳優の遺作というのでは、素直に喜べない複雑な映画。

 

私はアルコール分解が弱い方なので、日本酒はそれこそ舐める程度にしている。

油断すると、足にきて関節が危ないから。

 

日本酒の製法や、ウイスキーの国産にかかわった朝ドラのあの人など、いろいろうんちくを言う方にはネタの宝庫なんだが。

 

我が家にある日本酒は、もっぱら料理に使う程度で、申し訳ないカンジです。

 

したがって、我が県でももっぱら海外への売り込みが盛んです。

最近では経済成長著しいアジアへも売り込みしているとか。

 

しかし、2020年の今年は、あれもこれもダメなようです。

 

とても酒を外で飲めるような状況に各国ともありません。

まずは店で馴染まないと、家庭の消費は無いでしょう。

 

酒米の生産もいろいろ難しいようで、酒蔵が全量買い上げで価格を補償しないとなかなか生産にいけないみたいだし。そもそも荒天に弱いらしいし。

 

酒とかワインとかは映画になりやすいけど、面白さは出しにくい現実社会の変化。

温暖化で世界のワイン地図も変わってきているというから、日本酒でも??

 

水がいつまでも同じ地下水とか伏流水という時代でもなかろう。

なぜなら山が荒廃しているし、雨もキレイとは言い難い。

 

ウイルス騒動で、芸能・スポーツ・芸術・文化まで、生活必需品でないものは、苦しい2020。

 

長生きしていたらいいことあったという人生でもない。

 

後継者も絡んで、問題山積な業界を知っていると、苦しい映画鑑賞になってしまう。

 

子どもが、ユーチューバーに成りたいという時代だものなあ。

 

私自身、何も作れない人間なので、無力な感じを一層強く持つ。

 

PS,

大林宣彦監督が亡くなられた。

癌公表して、余命も越えて映画撮影されていたので、監督全うされました。

 

作品は不滅。