実績あるのに勝てないのは、実力不足?
ゴルフの日本オープン。
大学のアマチュア選手が複数上位にいて、まさかの優勝があるかもと騒いでいたが。
私は地元出身のベテランが久しぶりに上位で回っているので、じっとTVで見守っていた。
というのも、いいところまで行っても2位が多い選手なんだよなあ。
体格・技術・経験とあり大きなタイトルで2位とか、海外でもベスト5とか、賞金王争いも2位とか。
とにかく、勝てそうで残念が多いのだ。
流石に40歳越えてまだ第一線というも凄いのだが。
最終組でリードしながらプレッシャーを与えたのが、16歳でプロ一発合格という、本当なら相当有名になっていてもおかしくない選手。
普段は普通な成績なのに、日本オープンだけ優勝。今回も勝って2勝。
主な成績はこの2勝というからまぐれかというとそうではなく、ドライバーがまっすぐなのが際立っている選手。5年連続1位の70%以上キープ率。
そんな二人が、戦っているので見ごたえあった。
しかし、決定的ミスをしたのは2打リードしていた谷原の方。
短い楽勝のパットをうかつにも外して流れが変わる。1打差。
その後のホール、
ショートアイアンでフェアウエイからグリーンへ乗せればいいだけなのに、ひっかけて入れてはいけないバンカーへ。ボギー。
並んだ。
そして最終ホール。
相手が1ピンに乗せて、谷原は4mくらいか。勝負あった。
またまた2位の男。
そういうのも含めて実力なんだろうなあ。
同じ日の女子を勝った選手のゆとりと確実さと強さが流石世界ランク1位を取った人という感じ。(勝っても負けてもニコニコする国籍を問わず好感が持たれる選手)
まあ、きわめて凡人の末席の末席にいる人間からしたら、これが彼なんだよなあ、と妙に納得する。
お疲れさまでした。
プロスポーツでは40歳は、もう引退する年齢だもの。