時計復活
洗面所に置いていた、どうしてあるのかわからない小さな時計が止まった。
いつものように電池交換したが動かない。
最低限の機能でいいから、安いのを買おうかなと思ったが、猫とじゃれていてふと思い出した。
確か魔女が小学生時代に使っていたDキャラの目覚ましがあったはず。
学習机の下に彼女のモノと一緒に収めてあった。
電池は単2。(最近ではめったに使う器具がないから余っていた。)
おお、いい感じで秒針が動くではないか。
洗面所の棚の中には、サイズ的に少し大きいので、一度整理し直しレイアウト。
前よりいい感じでスッキリした棚になった。
高齢になった目には大きい目覚まし時計の針がよく見える。
特別に用事があるわけでもないのに、各部屋に時計を置いているのは、規則正しい生活・行動の為。
例えば風呂は自動給湯だが、少し放置してしまうと冷める。もったいない。
ゆえに、時間は正確に把握して、次の行動へ。
もちろん、お湯張り完了しましたというお知らせは聞こえるが、それで行動するのは管理されている人間。
支配する人間は、予測して無駄のない動き。
先日のサッカー、ボールが来てから出すとこ探して、ないからバックパス。
何回も同じことをする。(まさに管理された選手)
自分で考えられない、切り開く意識のない選手。
家の中だけでも、改革すること、できることは山ほどある。
ゴミ屋敷なんて問題外。
モノが溢れているのも冴えないこと。
壊れれば直す選択もある。改築・改良もできる。あるいは劇的変化も。
猫と生活しているので、なくしたものは2m超えのカーテン。
カーテンレールの上に飛びつくから、お手製の斜めにしたBOXを作った。
(猫飛びつき防止と防寒とホコリ掃除簡単の3利得)
エアコン下のピアノは猫にとって夏冬安住の地なので、養生プラと200円板と敷き布団カバーを組み合わせてピアノカバー。(傷防止と毛の掃除手軽と洗濯可)
犬のゲージは、猫トイレハウス。食卓用カバーとやはり板で優雅なハウス。
さらに出入口は、プラ板とカバーや軽めの板併用で、視線を隠す雪囲いみたいなつくりにする。(トイレ掃除もしやすいように跳ね上げ式扉)
爪とぎはその下に隠れ家をセットした一体型ハウスを板で手作り。
屋上部分に爪とぎ固定して、激しい動きにも大丈夫。
などなど、出来ることは無限大。
引きこもりが悪なんて言う固定観念は、まさに頭が固い人。
学校へ行くべきなんていうのも固定概念に思考停止。
友達は良い人なんてものガチガチ頭。
団体行動とか協調とかも管理至上主義。
未だ女性議員が少ない、馬鹿にされる、お茶汲みさせられる議会。(地方~国会)
自分の頭で考えることの重要性、そして発言できるスキル、行動できる柔軟性。
自分で考えて何かをしようとすれば、自然と人と話して説得して協調してと学ぶものです。
学校で先生の言いなり、みんなに合わせることしかしていないようでは、歯車。
200%の通勤電車で9~23時働かせる社会には必要な歯車。
しかも替え次から次へある。
いいかげん、目覚めよ、ってことなんだが。
家事を200%でやれば、自分の創意工夫で何でもできるという実体験ができるのに。
ただ寝るだけにして過ごす壮大な無駄。
家庭がハウスになった愚民社会は、確変が起きない代わりに暴動がない。
まさにガラパゴス。
100年経っても大丈夫。
ちっとも変わらないハウスの犬。
少しの餌でご主人様にしっぽを振る。
今日も時計は正確に時を刻む。
人間が住むISSは、地球を90分で一周する時代なのに。