無人の家は草木が盛大に伸び盛り。
一体何があったのでしょうか。
人がいなくなりました。
兆候としては、車を止めているところの雑草が手つかずで50㎝になろうかというのにないもせず過ごすのに違和感を感じていたが。
住人がいなくなった家というものが、どんどん哀れになっていく様は、安全衛生の面からも両隣は不安だろう。
盛大に枝葉を伸ばした庭木は、秋には枯葉を大量に落とすでしょう。
ただでさえ毎年悩まされてきた共働き家庭。
誰も掃除しないから。
でもねえ、人が住んでいても木がぼうぼうの家は結構ある。
高齢者だけの家は、庭木の管理まで気が回らない、手が回らない、金ももったいない。
これじゃあ、ますます若い人は敬遠するゴーストタウン化。
幼稚園から高校まで揃っているというのが売りだったが。
幼稚園はすでに元からある国道沿いの方へ統合された。
小学校も10年後ぐらいにはそうなるだろうう。
栄枯盛衰とは言うけれど、人の生きざまは予測不可能。
しかし、確実なのは、年々歳をとると言う事。
住人の入れ替わりがなければ、当然予測可能な事態。
老朽化した原発をいろいろ理由をつけて先延ばしするけど、長期的にも、中期的にも、破綻は見えている。
莫大な廃炉費用はどうするのでしょうか。
この国の政治家がやりそうなことは、それさえも先延ばし先延ばし。
自分に置き換えれば簡単なことです。
先送ってしまえば、自分は関係なくなる。
私でも、そうするかもね。
退職金が十分貰えるうちに、辞めるのは先延ばしせずに。
何なら早期退職するね。
荒城の月。
城跡は枯草。
誰も見向きしなくなる。