山と川は動かないから、災害は繰り返す。

残念だが、中々東京に大災害は起こらない。

だって関東平野が広すぎるから。

 

山々がよくわかる立体地図を見れば、いかに関東平野だけが特別かがよくわかる。

 

地方の平野はしれたもの。

 

平野がない軒もある。

 

扇状地がかろうじて平野っぽく見えてそこに人口が集中するパターン。

当然土地は足らなくなり、海を埋め立てるか山を削るか。

高度経済成長時には、農協でさえ宅地開発で巨万のお金を得てバブル三昧。

私がいたゴルフ場も毎年貸し切りコンペ。

その後は言うまでもなく万歳。

 

今、五輪を巡ってグダグダというけれど、10年・20年後を見据えた政策を国民のどれ程が正しく理解できるでしょうか。

 

任期が4年とかという政治家に何を期待するのでしょう。

 

自分の身は自分で守る。

 

何で守るかが問題。

 

災害多発からは、危険地域がはっきりしているのだから移り住むことがより合理的。

 

川は動かないと書いたが、長い歴史(100年~1000年)では動いている。

しかし、人の時間軸では違う。

 

せっかく人口減のはっきりした未来予想があるのに、それに沿った計画を作らない国ななどあてにせず、自分の人生設計を作らなくては。

 

大規模住宅団地は20年で子どもはいなくなる。

そして、高齢者だけの街になっていく。

当たり前なのです。

そこは寝るだけのハウスだから。

 

33年、昨年のご近所火事で思い知った。

高齢者だけでは本当に何も出来ない。

出来ないだけならまだ我慢できるが、後から文句を言われる。

延焼を防いだのに。

 

あれから1年、文句を言う嫌な爺は施設へ。

愚痴ばかりの爺は、ハアハア言いながら歩いている。健康の為?

 

これ以上、耐えられない。

 

田舎も高齢化ではあるのだが、工業団地誘致や市内から工場移転で働くところは増えている。

ゆえに、若い世代も増えている。

総人口は緩やかに減っているが、世帯数は増加している。

若年層も以前よりは安定数で推移している。

 

住むところは自由に選択できる。

 

ダメならまた替わればいい、くらいの柔軟な生き方もある。

 

家業がある場合はそうはいかないだろうが、洪水は繰り返す。

場所を変わらないのなら、せめて5mの下駄をはかせるくらいのことは考えなくては。

 

一軒では難しければ、共同ビル形式も考えなくては。

 

とにかく、現状と同じで再建は無意味。

 

ダムで田舎ごと失えば、何を最優先にするかがわかるだろうけど、それは特殊な経験。

 

東京は、地震から復活。

なぜなら、早々またはないから。

 

でも、洪水は毎年だってあり得る。

 

川は怖い、崖も怖い。

 

無能な政治家に命を任せる考えない行動しない家長は頼りにならない。