若葉

木瓜の花と桃の木の花がすっかり落ちて、ミツバチも去り寂しくなった。

 

その代わり、柿の木に若葉が咲きそろい、新緑が陽射しに映える。

 

この柿の木は親戚からの贈り物なのだ。(とても珍しいこと)

初夏から盛夏にかけて大きな葉っぱが西日を防いでくれるのでありがたい。

そして、秋には実がなりありがたい。(いい品種だったのだ)

 

小さいながら庭には思入れがある。

 

桃ノ木は、子どもが大きくなってから植えた。

それ以前は、鯉のぼり用の5mくらいあるポールが立つ場所だった。

毎年この時期は、吹き流し・真鯉・緋鯉・男児鯉2・女児鯉1の賑やかな庭だった。

まだ小さな子どもたちは、毎年楽しみにしていて、飛びついたりしていた。

(本当は親が一番うれしいのだが)

 

やがて、全然興味を向けなくなったので建てなくなり、代わりに桃ノ木を植えることにした。(子どもの成長は、寂しさも伴う)

 

魔女用のひな人形もいつしか箱から出ずに10数年。

やっと出番が来たと思ったら500km彼方。

その後いろいろあり、今は何処か。

 

三度目の会社でスタートした東君、1か月過ぎようとしているが、大手IT企業にGWはあるのだろうか。

今年は元号が変わるタイミングなので、関連する会社・部署では結構大変なことになっているのでは。(日常では西暦だよなあ、やっぱり。)

 

令和は平成より短い可能性もあるが、そのあたりも含めて誰が責任もって決めることやら。(決める人の方が任期が短いのだから、実に頼りない。)

 

それ以上に、どんどん減っていく皇室男子。(それと宮家)

東大の祝辞がとても現実的に響く。

 

若葉がみずみずしくあるのはとても短い。

 

男女の違いのない(イチョウはあるけど)植物は、平和的な生き物だよなあ。

 

どうして、男女の違いがある動物が生まれたのだろう。

 

植物だけなら、相当平和な緑の地球だったろうに。